昨日のオランダ戦は、前半から全開でとばしていた日本に対して、オランダが様子見を兼ねて無理な攻めをしてこなかったおかげで、最初の内は日本が互角以上の試合運びを見せてファンに期待を持たせてくれたのですが、終わってみると0-3の完敗、負けるべくして負けたという試合でした。
日本がおかしくなったのは、オランダに先制された直後の後半26分にMF中村憲剛選手とFW興梠慎三選手が交代し、それまで左サイドの上がり目にいたMF本田圭祐選手がトップ下に入ってからでした。
攻守にわたって献身的に動き回る中村(憲)選手と違って、本田選手が所属クラブのVVVフェンロと同じプレースタイル(彼はVVVでは守備免除のお墨付きをもらっています)をとったものだから、岡田監督のいう守備のピースが一枚欠けた形となり、且つ、先発した選手達が前半にとばしすぎたせいもあって一斉に電池切れを起こして、オランダに対してプレスが掛けられない状況となってしまいました。
こうなってくると、さすがFIFAランク3位のオランダですね。たたみ掛ける様な攻撃で、後半28分にMFスナイデルがペナルティーアーク付近からディフェンダー2人をかわした技ありのシュートで加点し、終了間際の後半42分には左右に揺さぶりを掛けられて、左からのクロスをFWフンテラールにファーサイドで合わせられてトドメを刺されてしまいました。
本田選手はFW玉田圭司選手に替わって後半から入ったのですが、左サイドでプレーしている内は守備もそこそこにこなして、一枚の“ピース”として機能していました。
しかし、中村(憲)選手に替わってトップ下に入ってからは全く守備をしなくなったものだから、高い位置でプレスを掛ける頂点の一枚の“ピース”が欠けた形となり、そのほころびから日本の守備陣は一気に崩されて行きました。
昨日の試合は親善試合という事で6人まで交代が認められていたのですが、オランダは5人交代したのに対し、日本は2人しか交代していません。
これは、岡田監督が本番のW杯を想定してあえて(交代)枠を使わなかったように思えます。
本来ならば、足の止まったDFの選手を替えたり、センターバックやボランチの2人をテストケースとして替えるとか、何らかの措置をとっても良さそうな場面でも岡田監督は動きませんでした。
この事に関しては彼は何も語っていませんので、知る由はありません。でも、おそらく、主力(レギュラー組)の選手達に対して、90分フルにプレスを掛けられる体力を養えと、暗に語りたかったのだと思います。
そして、それが出来なかったらどうなるのかを、世界のトップを相手に身をもって感じ取って欲しかったのだと思います。
そう言った意味では、昨日の敗戦は決して無駄ではなかったと思っても良いと思います。ただ一つ、本田選手のオレ様な試合運びを除いては・・・。
本田選手は9日のガーナ戦も出場はするでしょう。しかし、先発出場なのか、途中出場なのかは岡田監督の考え次第でしょう。
ただ一つ言える事は、岡田監督の唱えるプレッシングサッカーが出来なかったら容赦なく切り捨てられる可能性が大きいという事です。本田選手にとっては次のガーナ戦はラストチャンスなのかも知れません。
岡田監督は98年のフランスW杯では、大会直前に予選の功労者である三浦カズと北沢両選手を容赦なく切り捨てた冷徹な男なのですから。
それでは、今日はこの辺で・・・。そいぎんた~♪ヾ(^_^)BYE
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